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安養寺(飯高町粟野)

安養寺(飯高町粟野)

臨済宗。文安元年(1444年)の銘をもつ青銅製の直径22cm余りの鰐口(わにぐち)がある。
鰐口は堂の前方軒下にかけて太紐をつけて鳴らす仏具。現在は取りはずして、粟野区(あわのく)で所有、保管している。(県指定有形文化財)

青銅製の鰐口で、面は内環線により銘帯と撞座の2区に分けられている。銘帯には向かって右に「安養寺」、左に「文安元年(1444)十二月廿日」と刻まれている。面の張りはやや低く、外縁は二線、内環線は三線よりなり、耳は巾が広く、目は横に長い円形をしている。撞座中央に単純化された蓮華座を鋳出するほかは装飾らしいものはなく、古雅で素朴な感じを受ける。この鰐口は宮の森にある大日堂(大日山安養寺)に掛けたものである。

  • 1口
  • 室町時代
  • 飯高町粟野 安養寺
  • 径22.4cm、厚さ8.2cm
  • 昭和30年4月7日

【お問合せ】

道の駅 飯高駅 0598-46-1111

波瀬駅 0598-47-0828

【アクセス】

道の駅 飯高駅(三重県松阪市飯高町宮前177)まで行き、その先のアクセスについては

飯高駅にて、ご確認ください。

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