御厨神社

御厨神社

 

大化二年(646)頃、神宮の御厨所として 飯高郡下ツ牧(現、平生)に創建されたと伝えられている。

天正12年(1584) 蒲生氏郷が四五百(よいほの)森に松坂城を開府する際、

当社の尊厳を考え城郭の大手先に奉遷したが、元和6年(1620)紀州藩主徳川頼宣の家臣、

長野九左衛門が城の鬼門の鎮守として通本町に遷宮された。

嘉永3年(1850年)紀州侯が「境内殺生禁断」の石標を献納し、

毎年正月には城門において獅子舞を奉納するを例とした。

明治2年(1869)2月明治天皇神宮御参拝の折、当地に御駐車されている。

本居宣長は氏神である同社へ「古事記伝」全44巻を奉納している。

■所在地:〒515-0081  三重県松阪市本町2304

■TEL: 0598-21-4483

■アクセス:松阪駅から徒歩5分