松阪市立歴史民俗資料館での特別展の様子 【松阪と日本橋 ~三井家発祥の地と越後屋創業の地~】
2024年7月10日 17:37
松阪市立歴史民俗資料館(2階 小津安二郎 松阪記念館)での
特別展【松阪と日本橋 ~三井家発祥の地と越後屋創業の地~】の様子です。
令和4年(2022)に三井高利生誕400年、令和5年(2023)に三井越後屋創業350年を迎えました。
三井越後屋(後の三越)の創業者である三井高利は元和8年(1622)、松阪で8人兄弟の末っ子として生まれました。14歳から江戸に出て、江戸本町(現:東京都中央区日本橋)の店に奉公しました。10代にしてその商才を発揮したものの、28歳で母の世話のため松阪へ戻ります。そして、延宝元年(1673)、52歳にして江戸に自らの店を持ちました。三井越後屋の創業です。その後、高利は松阪から江戸の店と連絡を取り合い、子どもたちとともに様々な新商法によって店を発展させました。
本展では、高利らが活躍した時代、そして現在へと続く松阪と日本橋とのつながりに焦点を当てて紹介します。特に今回は普段見ることのできない日本橋三越本店・三越伊勢丹ホールディングス史料室所蔵資料を多数展示しています。
令和6年9月8日(日)まで、開催中です。
松阪市立歴史民俗資料館(2階 小津安二郎松阪記念館)
〒515-0073 三重県松阪市殿町1539番地
TEL&FAX 0598-23-2381