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機殿神社 神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)

機殿神社 神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)

機殿神社には二社あって、一つは下機殿と呼び、東黒部地内大垣内の神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)で『和妙』(絹・にぎたえ)を奉織、一つは井口中の上機殿という神麻績機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)で『荒妙』(麻・あらたえ)を奉織する皇大神宮の所管社です。

伝えるところによると、早くから神服部氏(かんはっとりうじ)神麻績氏(かんおみうじ)が居て、和妙、荒妙の神御衣(かんみそ)を奉織していたといわれています。さらに雄略天皇の御代に呉の国から漢織(あやはとり)呉織(くれはとり)また衣織(きぬぬい)の兄媛弟媛(えひめ おとひめ)を奉り、これより機殿の技に改善が加えられ、この両機殿を中心にこの地方一帯の機業は盛んとなり、やがて後の松阪木綿へと繋がっていったといわれています。今、当地に残る黒部という地名は呉部(くれべ)のなまったものと考えられています。

■神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)
古くから紡織業と関係が深く、神様に奉る絹や麻を奉じる服部神部という人々が住んでいた土地。皇大神宮の神御衣(かんみそ)のうち、和妙(にぎたえ)を奉織する機殿(八尋殿(やひろでん))の守護神を、また伝承では服部神部の祖神、天御桙命(あめのみほこのみこと)と奉織工の祖先、天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)をお祭りするといわれ、域内には八つの小さな末社がある。

【住所】三重県松阪市大垣内町

神麻績機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)についてはこちらから