熊が池
ジュンサイや水ゴケが自生するこの池では、日本最南端に咲くミズバショウが楽しめます。名
前の由来にもなっている谷野城主の妻「くま」の伝説が今なお語り継がれている。
谷野城主の妻くま伝説~Legend of column~
昔、この近くにあった谷野城主の妻・くま女が山上の池に身を投げ、大蛇となって、残された
子に乳を与えたという伝説。
時を経ていつしか里人がこの池のほとりに祠を建てて、くま女の化身として弁天さんを祀るよ
うになる。池の周りには木々が茂り、白木の鳥居と祠が建っている。そのほとりは5月になる
と、可憐な水芭蕉の花が咲いて神秘的な雰囲気を醸し出している。
池のほとりには弁天様が祀られ、くまの命日である3月15日には祭りが開催される。
春は桜、4~5月頃はミズバショウ、秋には紅葉で彩られる。
【問合せ】0598-46-7111(松阪市飯高地域振興局地域振興課)
【所在地】三重県松阪市飯高町宮本
【アクセス】JR・近鉄松阪駅からスメールまたは上木梶行きバス88分。森深野バス停下車