櫛田神社
2017年1月6日 17:28
櫛田神社
櫛田神社は垂仁天皇22(紀元前8)年の創建とされています。
明治政府の神宮合祀令により明治41年山添の神山神社に合祀されました。その後、昭和8年に分祀され現在の地に
再建されました。櫛田神社の主祭神は、大若子命です。他に、9社6祭神を合祀しています。
神社の主祭神である大若子命は、櫛田の地を含む竹田之国を治めていた豪族です。大若子命は、倭姫命が天照大神を五十鈴川のほとりに鎮座するまでの十数年間、倭姫に仕えました。天照大神が鎮座されると、自らの領地の櫛田川以東を神宮に納めました。
合祀された神社(9社、6祭神)
■櫛田大社 大若子命
■櫛田社 櫛玉命
■櫛田槻本社 櫛玉姫命
■池上神社 市杵島姫命
■宇気比神社 天忍穂耳命
■宇気比神社 天忍穂耳命
■須賀神社 須佐之男命
■古櫛田神社 天忍穂耳命
■別 宮 熊野大神
■所在地:三重県松阪市櫛田町724番地 ■主祭神:大若子命
※櫛田神社の祭神は大若子命で、博多祇園山笠で有名な福岡市博多区にある櫛田神社の祭神は大幡主命です。
昭和50年代中ごろ、博多櫛田神社の宮司と氏子数人が櫛田神社を訪れ、「博多櫛田神社は、松阪の櫛田神社の祭神を
分祀し、天平宝字元(757)年に創建された」と説明されました。その後、博多櫛田神社との交流があります。