大石不動院(おいしふどういん)

大石不動院(おいしふどういん)

嵯峨天皇の御代、弘法大師の開基にかかり、弘仁3年(812)に堂を建て石仏不動尊を祀りました。寛成年間(1789-1800)政音法師が中興の祖となって紀州候の厚い待遇を受けました。寺宝に巨勢(こぜ)金岡の不動明王の画軸、法華経八巻があります。

毎年9月1日を八朔と称して大法会が営まれますが、その前夜は宵宮といって近郷近在から多数の人々により大変な賑わいとなります。

この不動院の所有地にホウロク岩と呼ばれる大きな岩があります。昔ホウロク売がこの岩の下を通る時、今にもこの岩が落下してきて、持っているホウロクを破られはしないかと恐れ、そこを通ることを躊躇したので、ホウロク岩と名づけたとの話が残されています。

この岩に群生する蘭をムカデランといい、わが国特産の一つで茎は横走して円柱形帯白色、長さ数尺のものもあり、粗く分岐して葉短く、気根と交互に発生してムカデの状を呈するところからムカデランと呼ばれています。

ムカデランは伊勢神宮の宮城とこの不動院境内だけにあるものですが、大石のように岩に付着することと大群落をなすことは全国的にも珍しいものとして、昭和2年11月国の天然記念物に指定されました。

※国の天然記念物に指定されたムカデラン群落。8月頃小さなピンクがかった花をつける。

通称「大石不動院」
国道 166号線(和歌山街道)に面した、わかりやすい位置にあります。近在の人々は「大石の不動さん、青石不動さん」等と呼んで親しまれています。

【住所】三重県松阪市大石町4番地

【電話番号】0598-34-0180

【三重交通バスでのアクセス】

松阪駅⇒ 飯高地域振興局、田引、上木梶、香肌峡温泉スメール行きの、いずれかに乗車し【不動前】バス停で下車して下さい

【車でのアクセス】

・松阪IC⇒ 県道59号⇒ 国道166号線を飯南町方面へ15分程
・勢和多気IC⇒国道42号⇒国道368号⇒県道704号⇒国道166号線を飯南町方面へ15分程

大石不動院のHPはこちらから