驛鈴(えきれい)

駅前ロータリー公園の鈴は、国学者 本居宣長 ゆかりの遺品
「七古鈴(七種鈴)」の一つである「驛鈴」と呼ばれるものを模ったものです。
この鈴は、浜田12代藩主の松平康定が
「古事記伝」を著した松坂出身の本居宣長が鈴好きと知り、
伊勢神宮参拝の途中、律令時代に朝廷が地方に行く役人に
身分証として支給した「驛鈴(えきれい)」を贈ったものです。
※「驛鈴(えきれい)」とは律令制で駅馬を利用する時に携行を必要とする鈴。
中央官庁と地方国衙に備えてあって、使者の位に応じ剋数によって人馬を調達した。
使者はこれを鳴らしながら往来した
※浜田藩、初代藩主で浜田城を築城した古田重治は、1619年に江戸幕府の命で浜田に来るまで、
伊勢国松坂(現:松阪市)の城主だった。(松阪市と島根県浜田市の縁)
・駅前にある駅鈴説明