浄眼寺

浄眼寺は阿坂城跡への登り口に位置する曹洞宗の寺院で、文明10年(1478)に伊勢国司北畠政郷が、
僧玄虎を招いて開創した北畠氏の菩提寺です。
のち、織田信長の兵火にかかり広壮な殿堂を焼失。
現在の寺の本堂、重層の禅堂、総門は宝暦年間(1751~1764)再興の建物であります。
寺には代々の北畠当主より発給された文書も数多くのこり、本堂横には同寺住職が従来のとき用いた
という駕籠が今も吊るされてあり、昔六万石の格式があったというその名残を止めています。
〇所在地 三重県松阪市大阿坂町1180番地 ℡0598-58-2637