八雲神社
870(貞観12)年、諸国に疫病が流行した際に京都衹園社(現・八坂神社)から、
全国の主要な土地に7座が勧請。
その一つが八雲神社で、伊勢国代官・森田政直が悪疫退散を祈願し、
同年6月14日松ヶ島(現・松阪市松ヶ島町)の弥勒院に勧請したと伝わる。
1588(天正16)年、蒲生氏郷が松坂城を築城したとき、
松ヶ島から現在の場所に移った。産土(うぶすな)神として祟敬され、
長く「牛頭(ごづ)天王社」「松阪天王社」「衹園社」などと呼ばれていたが
明治時代になって、法令で神社を名乗るように定められたので
「八雲神社」と改めた。
1908(明治41)年、塚本の菅原神社ほか11社を合祀した。
〇所在地 〒515-0084 松阪市日野町690
TEL 0598-21-0861
〇交通アクセス JR・近鉄松阪駅前から徒歩3分