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機殿神社 神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)

機殿神社 神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)

機殿神社には二社あって、一つは下機殿と呼び、東黒部地内大垣内の神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)で『和妙』(絹・にぎたえ)を奉織、一つは井口中の上機殿という神麻績機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)で『荒妙』(麻・あらたえ)を奉織する皇大神宮の所管社です。

伝えるところによると、早くから神服部氏(かんはっとりうじ)神麻績氏(かんおみうじ)が居て、和妙、荒妙の神御衣(かんみそ)を奉織していたといわれています。さらに雄略天皇の御代に呉の国から漢織(あやはとり)呉織(くれはとり)また衣織(きぬぬい)の兄媛弟媛(えひめ おとひめ)を奉り、これより機殿の技に改善が加えられ、この両機殿を中心にこの地方一帯の機業は盛んとなり、やがて後の松阪木綿へと繋がっていったといわれています。今、当地に残る黒部という地名は呉部(くれべ)のなまったものと考えられています。

■神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)
正面建物が荒妙(あらたえ)(麻)を奉織する八尋殿。その左側が神麻績氏の祖神、天八坂彦命(あめのやさかひこのみこと)を祭る。御前神(みまえのみ)として八末社が祭られているが創立、祭神とも不明。八尋殿で皇大神宮と別宮の荒祭宮にたてまつる荒妙(麻)を奉織している。両機殿での奉織は、市の無形民俗文化財に指定されている。

【住所】三重県松阪市井口中町字井出ノ里675-1

※神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)についてはこちらから